夏旅行2:ストックホルム。

■ 注意事項■
自分で言うのもなんだけど、テラ長いです。自分でも呆れる。暇な時に見ていただけるとありがたいです。

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香港からロンドン、そしてストックホルム
『また空港に戻るのがめんどい』との理由でロンドン在住の板ちゃんとは、テロ未遂前のヒースロー空港にて朝5:30に待ち合わせ。私の飛行機生活はまだまだ続く…。よくエコノミー症候群にならなかったもんだ。

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移動しまくった冬のスペインの反省を踏まえて、「1か所でゆっくりしよう」とストックホルムに4泊5日間滞在した。失敗。もう少し動けば良かったな〜。物足りない。
8月7日11時過ぎにヒースロー空港を出て、14時過ぎストックホルムに到着。ロンドンとの時差は1時間なので、日本とは7時間の時差になる(サマータイム
ストックホルムは驚くほど小さな都市でポイントを絞れば2泊3日で、満喫できると思う。気候は穏やかで、夏服では朝晩は少し肌寒い。
空港から出たとき、目の前に淡い青色の空が広がった。あの空の色は忘れられない。

【空港】


サインがかわいい。
いきなりマリメッコ


HOTEL

ストックホルム中央駅から地下鉄で2つ、エステマルム地区にあるHotel Birger Jarl(www.hilton.com)に宿泊。静かだけど、駅も近く適度にコンビ(セブン2軒あり)にやスーパーなどもあり便利なホテルだった。

一応高級ホテルの部類に入るみたいだけど、ここのHPから予約して半額以下で泊れました。1部屋10000円くらい。欧米のツアー客なども多く宿泊して、割と大きいホテルになるのかな?ネットも1台だけだけど、無料で利用可能。


HotelClub.com HP → www.HotelClub.com
 

このホテルはデザイナーがリフォームしたホテルで色使いがきれい。
肝心の部屋の写真を撮り忘れた(笑)のだけど、ロビーとレストランはちゃんと撮影。…と思っていたら、日付け設定の誤りでうまくUPせず〜(泣)レストランめちゃすてきでした☆

毎朝6:30に一番乗りで朝食を取りにいっていたので、係員に顔を覚えられた…。荒らされてないバイキングはいいものです。朝は結構早くから明るくなるので、自然と5時には目が覚める。レストランでは夕食も取れる。

朝食には、いろんな種類のチーズ、ヨーグルトが並ぶ。
毎日クリームチーズをしこたま食ってた。パンにつけてもビスにつけても美味いの。


【交通手段】

 24時間ツーリストカード。60SEK。


市内は地下鉄、ちょっと郊外はバスで移動。24時間以内なら両方使える。72時間券(180SEK)もあり、駅のキオスクで買える(何故か駅の窓口では買えない)
ほかにも回数券や(10枚綴り80SEK 20枚綴り145SEK)、ストックホルムカード(美術館博物館なども無料になる。24時間270SEK48時間420SEK72時間540SEK)もあるけど、営業時間も短いのでよほどガツガツ回らない限り、元は取れそうにない気がする。私は24時間のツーリストカードを二日購入。


【食べ物関係】…というか私のストックホルムの全て。

ヒースローで落ち合った板ちゃんは、会ったときから『すーし!すーし!』と寿司コールをしていた。私もつられて寿司コール。

初日は移動疲れもあったので、ホテル周辺を散策、近場の『豊寿司』にでもするかと入ろうかとしたら、テーブルの上に椅子が逆さまに乗っている。……もしや閉店?!まだ18時過ぎやでと軽突っ込み。
ガイド本で確認すると結構17時18時閉店の店が多い。確かにホテル周辺の店で開いてるところ見たことない店がちらほらと。10時くらいまで明かるいからついつい活動しがちだけど、スウェーデン人の基本は冬時間みたい。


■日本料理 三代目 加藤(セーデルマルム島)

気を取り直して、『三代目加藤』へ。
空手家として世界を回り、スウェーデンにたどり着いた加藤さんが経営する寿司レストラン。ホテルから結構離れてるので、「ストックホルムまできて寿司かよ」と心の中で思わなくもなかったが、なかなか良いお店でした。市内に6軒も支店があるらしい。現地に住む日本人はもとより、たくさんのスウェーデン人が器用に箸を操りながらお寿司を食べ、お味噌汁を飲んでる。

寿司を注文、サイドメニューで勧められたのが、「カレーラーメン焼き肉」。ロンドンで『みそラーメンに唐揚げトッピング』や『焼そばにエビフライトッピング』といった日本人ならあり得ない組み合わせの嘘っこ日本食(中国人経営)に慣れ親しんでいる板ちゃんは、大興奮で即注文。味の方は……『間違ってない!』(笑)普通に美味い。日本で店で食べようとは思わないが、土曜日の昼ご飯に家で作成する価値はあると思う。白ご飯付き。

 
カレーラーメン焼き肉。


みそ汁付き。なぜか、オーダーする前から付け出し感覚で出される。


これは「コトブキヤ」ではないかと思うのは私だけ…?


日本の味が恋しくなったら、駆け込んで下さい。22:00まで開いてます。


■ フランス料理 エリックス・ゴンドーレン(セーデルマルム島)


三代目加藤と同じく、スルッセン駅近くのお店。高所恐怖症の連れだったので、食べてはないのだけどビョーンと橋みたいに飛び出たところがお店です。眼下は海なので夜景が期待できそう。バーで軽めの食事もできるみたい。

■10 Swedish Designers(カバン/ポーチ)

食べ物屋ではないけど、せっかくスルッセン駅まできたなら、よっておきたいお店。1970年にテキスタイルデザイナー10人がはじめたブランドで、かわいらしい化粧ポーチがたくさんあり☆
URL → www.tiogruppen.com

■ オステマルム市場(オステマルム駅付近 広場に隣接)


これだけ海に囲まれてるのに意外と海鮮料理に行き当たらない私たちが行き着いた市場。
チーズ/肉/魚/デリ/ケーキのお店が所狭しと並んでいるのを見てるだけでも楽しい。その中に4軒くらい食べるところがあるので、ぐるぐる見渡して良さげなところを選ぶ。私が食べたところは一番奥の店で、料理もワインもデザートコーヒーまでオーダー可能。

URL → www.ostermalmshallen.se/

 チーズ。

ザリガニ。
『何匹食べたい』といえば、それの分だけ調理してくれる。


■雑貨屋。


この市場の隣になる雑貨屋さん。名前はよくわかりません(汗)同じ形のアイテムが白/黒/赤/青/その他(アイテムによる)で揃う。島で見かけたかわいい黒の郵便受けもここのものだった。ペット関係の器も豊富。


■ ヴァックスホルム島。

これまた店というか島なんだけど、グランドホテルから船で小1時間ほどで着くリゾート。結構頻繁に出ているので、ぶらっといって乗れます。小さな島をいくつか回りながら、たどり着く。島というかただの大きめの岩に家が1軒建ってたりする。ちょっとでも海が荒れたら、沈みそう。交通手段はもちろんボート。『ちょっとスーパーいってくるわ〜』でボートです。


ウ゛ァックスホルム島行きの船から。クレーンがキリンだったりします。


この船で行きました。

ほんとに小さな島で、のんびり。家々がかわいい。夏はリゾート客が来るので、おそらく期間限定だろう甘い匂いが漂うカフェがひょっこり住宅街に現れたり。海辺に座って、船が行き交うのをみてたら1時間過ぎました。


腹も減ったので、早速海鮮料理屋を探すことにする。…が、ない。
ほんとに港周辺しかレストランがないのだけど、イタリアンやスウエーデン料理ばかりで、まるっと海鮮料理屋がない。空腹も限界に近付き、スウェーデン料理で手を打つ。おなかもいっぱいになったので港に向いしばらく歩くと、ロブスターに食らい付くおやじ発見。その隣にはエビ山盛りのサラダを食べてるご夫人が…。あと15m歩いておけば良かった〜〜〜(泣)ヴァクスホルムホテルのレストランとその隣が海鮮レストランです。私の失敗を踏み台に今後いかれる方は、おいしいもの食べて下さい〜〜〜。


【観光地】

結構ぶらぶらしました。一番のお気に入りはユールゴーデン島。海辺?ゆっくり散策。ところどころにカフェがあるので疲れたらひと休み。ここにはスカンセンというスウェーデンの伝統を伝える屋外博物館なども有り。Mixiでスカンセンのコミュを発見してびっくり。残念ながら今回は入らなかったけど、ここのエリアだけでものんびりできます。

アスプルンド建築めぐり。
ストックホルム図書館

残念ながら9月下旬まで改装中で中は見れず。
パンフがとってもかわいい。

☆ 森の十字架

URL→ www.kyf.stockholm.se/

いわゆる集合墓地。ゲートのランドスケープをデザインしたそうです。静かで、ゲートから見える十字架が印象的でした。

 かなり広い。
スコーグスシルコゴーデン駅から徒歩5分。

現代美術館と隣接して建物博物館があるのだけど(無料)、そこにスットクホルムの主要建築物の模型や説明がある。おー!と思ったけど、全部英語なので〜(泣)
もちろんアスプルンド建築のものも多数。北欧家具の展示コーナーも有り。

 建築コーナー。

 家具コーナー。

 CAFEコーナー。
大きめの照明を並べるスタイルをよく見かける。かわいー。


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 ロンドンへ。

よく寝よく食べよく歩いた健康的だったストックホルムとこれでおさらば。
もうすこし大人になったら、またリベンジしたい国です。そのときは北欧4か国制覇したいもんだわ。