アイスランド2泊3日。

『オーロラを見に連れってってやるよ』と織田裕二矢田亜希子にいっていたのはいつでしたかな。
月日が流れるのは早いものだなとつくづく思いつつ、クリスマスにオーロラ、三十路でオーロラと何となくイベント事に弱い三十路女が、浮かれてアイスランドにいってきました。


レイキャビック空港(アイスランドエアー)

寒いのは嫌いだが、たぶん一生のうちで一番寒いクリスマスになりそうだなとレアものにも弱かったりするので、ちょっとウキウキ気分で外に出ると、


ぬるっ


いや、確かに寒いんだけど期待したほど、寒くないといいましょうか…アイスランドなんて寒さを前面に打ち出した国名なのにこれですか?と頭の中でぐだぐだ言いつつ、軍資金を降ろしにATMへ。
とりあえず、1000クローネ位下ろす。
空港から出るバスは全てのホテルに寄ってくれる便利なバスで、タクシーよりも経済的。
車内で切符を購入しようと価格を尋ねると『1150クローネ』。全く足りない。1クローネ何円だよ〜と泣きが入りつつも、再びATMに走る。
隣の席に入国で引っかかっていたテロリスト風のイギリス人が気安く話しかけてきたので、『クローネとポンドの比率を教えて〜』と尋ねたところ『1ポンド=約100クローネだよ』と意外に親切。
1ポンドが220円だから、バス代は2400円くらいか。
結構高い。


ホテルのチェックインを済ませたのはいいが、町から離れてるしクリスマスだし(店は大概閉まる)ということで、ホテルでの食事を余儀なくされたのだが、6500クローネ/人。
約13000円。
高過ぎだろーと思いつつも、独占企業というか軽く軟禁状態なので選択の余地もなく、2階のレストランへ。
『予約しなければいけない』→HAVE TO BOOK とはいわれてなかったので、そのまま行ったら予約済み客がさっさか通され、慌てふためくウェイターにほったかされがらも、普段こんなに人こないんだから仕方ないよね〜とシャンペンをがぶ飲みしながら仏のように待っていたら、どうやら空き席が出たらしく案内される。
塩辛い各種ハムを食べ、肉を食べ肉を食べ肉を食べ、心の底から生野菜を下さい…と懇願しながらもオレンジジュースでごまかし部屋に戻る。寒いから野菜ってあんまりできないのか、ほとんど生の状態ではでない。
その後、その日はもう寝るしかないので、さっさと寝た。

翌日はゴールデンサークルという『吹き上げる温泉』を見にいくツアーに参加。
時間ごとに吹き出してました。ぶはぁっと。
その途中でよったのが↑滝なのだが、道が凍ってるわ、あり得ない凍り付くような強風に思わず笑いが込み上げてきて、『行けるところまで行ったる〜〜』と時折転びながら(5mくらい尻餅状態ですべったー)綱を頼りに滝の間近へ。
妙に一人盛り上がれて楽しかった滝。


今回のメインだったオーロラ観測会は天候不良のため中止。夜はまた暇なのでまたもや4500クローネの夕食をいただく。暴利だ。


ところがチェックアウト時ミニバー代しか確認されなかった。
使ってなかったのでその旨を伝えると、『OK』と追加請求なし。そういえば慌てふためくウェイター達は一度も部屋番号聞いてこなかったなということで、無銭飲食決定。


最終日はブルーラグーンに行って帰る日程。思いのほか良かったブルーラグーン
簡単にいうなら温泉池色付き(青)なのだけど、ほんとに天然温泉で底は泥でパックにもなる(泥パック専用のコーナーもちゃんとある)
子供は腕に浮き輪をつけないといけないくらい深度に差があり、時折つま先立ちをするくらい。
ここは最低ふたり、カップルで行けたらBEST。密着度高いです。
一人で行く度胸があったら、尊敬します。
ツアーにはタオルが含まれてないので(1枚300クローネ)、荷物にならないなら持っていった方がいいかも。その他の設備(シャワーシャンプー等)は充実。

アイスランドブランド『66』の看板。結構かわいいアウトドア服を展開。
欲しかったけど、高くて手が出なかった〜。

この旅行ではやたら日本人夫婦と一緒になったのだが、みなさま『ロンドン在住の商社マン』。

セレブです。

生セレブ初めて見ました。

こんな世界もあるんだね〜と思いながら、やたら美人な奥さんに『金の力ってすごい』としみじみ。