トルコ&エジプト編2:イスタンブール。

 
トルコの花はチューリップ。トプカピの庭にて。


【注】写真があんなことやこんなことになってしまっているので、KEIちゃん撮影でいただいたデータでお届けします。


トルコINOUTで二回訪れたイスタンブール。4月なのに意外と寒く唯一の長そでとGジャンを鬼のように着ていた。トルコってあったかい国だと思ってたよ。イスタンブールは全体的に落ち着いていて、せわしないけど慣れたら好きになれそうな気がした町。
新市街地(渋谷みたい)と旧市街地に海峡を挟んで大きく別れていて、旧市街地に有名なモスクや主だった観光地が集まっている。
旧市街地に宿を取ると歩いて観光地に行けて、路面電車(一律1.3リラ=120円位)で新市街地にも行けるので便利。


 
 
↑こんなモスク(ガイド本にはジャーミィと書いてある)が町の至る所にあり、どれが重要なモスクかイマイチ良く分からない。ちなみにこれは有名なブルーモスク。絨毯が敷き詰められていて、一つの柄が一人用のお祈りスペース。金曜日のお昼は1週間で一番重要なお祈りをする時間らしく、現地の人たちで混雑する。決まった時間に街全体をコーランが響き渡るのも自然に馴染んでいた。


イスラムと聞いて戒律が厳しくてすごく堅苦しいイメージがあったけど、普段はみんな延び延びとしていて、その傍らにコーランやお祈り、生活上の戒律が自然と存在していた。モスクでのお祈りの姿やトルコ人との会話の中で、旧キリスト教イスラム教と宗教抜きではトルコは語れないと感じたし、『世界史やっとけばよかったなー』と自分の無学ぶりを痛感(勉強したくなる国なので、高校の修学旅行先にぴったりだ)


「宗教がないと何もないよ」というトルコ人の言葉は、ほとんどが無宗教の日本人にはどう響くのか。
いろいろな国の観光客が、「イスラム」「クリスチャン」「ブディスト」と答える中で、「なにも」と答えて、私はちょっと恥ずかしかったりしたのでした。


【お気に入りの場所:アヤソフィア

キリスト教の教会からイスラム教のジャーミィに改装されたアヤソフィア。改装時漆喰で塗り潰されたのキリストのモザイクが発見され、イスラムのカリグラフィーと同じ空間に存在、神々しい雰囲気を味わえる場所です。