胃カメラ。

以前胃が悪いだの書いていたが、2ヶ月も経つのにまだ悪い。
さんざん脅されたあげく、胃ガンだったら楽しく遊んで暮らそうと心に決め、初胃カメラとあいなった。


とりあえず前日に帆足胃腸科に予約。カルテをつくるので8時に来いとのこと。
当日起きると微妙に胃も軽くて、『行かなくてもいいかも…』と一瞬頭をよぎるが、予約していたため、無理無理行く。


診察室で症状を聞かれ『痛みはないんですが、大して食べてないのに翌朝胃がムカムカもたれるんです』と答えると、『なるほど』とカルテにカタカナで『ムカムカ』と書いていた。
カルテって英語かドイツ語で書くもんじゃないのかい?と軽くつっこみつつ、この人に身を委ねることに一抹の不安を抱きながら検査室へと移動。


えらく雑多な診察室に通され、看護婦さんに『胃をきれいにする薬(どろっとしたポカリみたいなの)』と『のどの麻酔液』を渡される。
こののどの麻酔液は顔を少し上げのどの奥に液を5分間留めた状態にする。
こういった類は苦手なのだが、ココでの頑張りが後の胃カメラの入り具合に影響するのかと思うと気が抜けない。涙目になりながら、天井を見上げ、痛くありませんようにと願う。


無事5分が経過し診察台へ。
採血、安定剤を注入。その後筋肉注射との説明を受けるが、安定剤の途中までしか記憶がない。
次に目が覚めたときは、安定剤を覚ますためのベッドへ移動の時だった。
ぼーっとしたまま、ベットに横になること3時間。そろそろ説明を聞きに行ってくれと言う看護婦の声で目を覚ます。


ふらふらの頭で診察室に行くと、いつの間にやら4枚も撮影されていた。
一応潰瘍と言ったモノではなく糜爛みたいなのと胃の出口にポリープっぽいのがあるが、あんまり関係ないから、とりあえず胃腸の働きをよくするお薬を出しておきましょうとのこと。
やっぱり健康なのね私。

その後職場に戻り、記憶のないうちに胃カメラが終わっていた話をすると、『あやしー。変な写真取られたんじゃないの?パンツ裏返しじゃなかった??』と大興奮の同僚に、貴様らが医者になるとするんだろうなと一人納得。