東京駅。

地方税払ったり、地方税払ったり、地方税洗ったりしてしまったので、手持ちの現金が底をつき福岡銀行東京支店へ行ってきました。
なんと関東には東京駅にしか支店がない。
コンビニでは下ろせるが不便極まりないので、解約も検討しつつの来店。
解約は諸事情のため、9月10日以降と言うことに。


始発でもあり終点でもある東京駅。
残念ながら映画「東京日和」で出てきた構内の喫茶店は跡形もなく。
お茶しようと思っていたのに。


他の駅と比べて明らかに大きなかばんをゴロゴロ移動する「旅行客」の姿が目に付く。
そして東京土産の店が立ち並ぶ。


南口から出るとレンガ色の壁が目に染みる。
大きく高い高層ビルもなんとなく昔からいる東京駅の風貌に併せたクラッシックな装いでどっしりしていて、
左手に曲がるとhatoバスの鮮やかな黄色看板が一定間隔で立ち並ぶ。
高架の下は埃ぽく薄暗く、その中をギラギラとテカリのある車が渋滞していた。
立ち並ぶ高層ビルは大きく、そして人は小さい。


安っぽい付け焼刃でできた街とは明らかに違う長い歴史を持つ都市東京の空気がそこにあった。
コレが都市の魅力なのか。
キレイさとか華やかさといった表面的な「美」ではなく、内側から出る「味」のような。
うごめく人の小ささ。


何となくこの場所が好きになった。


東京日和

東京日和