私が彼を殺した。

加賀刑事シリーズを追いかけてます(「卒業」はまだ読んでません)。

私が彼を殺した (講談社文庫)

私が彼を殺した (講談社文庫)

昨日読み終わった。

最後の一行


「犯人はあなたです」


……え〜〜〜っ誰よ、犯人っ!!!

加賀恭一郎刑事のいけずっっ(でもホレテマス…かっこいいのよ〜渋いのよ〜)


この本、不思議な書き方なのだけど、容疑者3名の各人の「一人称」の文章が順番に書かれ、事件が進んでいく。
容疑者A→容疑者B→容疑者C→容疑者A…のように。

んで、容疑者の視点で書かれているので「嘘」や「省略」がある。
「事実とは異なる点がある」のが厄介なのです。
「悪意」を読んだのがこの書き方では初めてだったんだけど、『ん?んんんんん?????』と頭がついてかなかった。が、最後は目からウロコの結末を向かえ、スッキリ!


あーでも今回は犯人が分からない…(ーoー;)モヤモヤしてます。
ピルケースと鞄の指紋がポイントみたいらしいけど…。


気になるけど、答えは自分で突き止めてやるっ!ので、知ってても黙っといて下さい〜。

ヒントは是非。