トルコ&エジプト編:写真その2。

macくんが写真の重さに悲鳴を上げるので、色々とUPがめんどくさい状況。
とりあえず、写真だけ。
写真はGRDが砂嵐でグロッキー、アディにお借りしたカメラもアブシンベル宮殿を目の前に呪い殺されてしまったので、白砂漠ツアーが中心です。砂漠ツアー最高。

あとで旅行記を書こう。
書くのだ。
書くべし。
書くかな…。



といって、書いてしまいました。
ながー。


【エジプト】2007年4月16日イスタンブールよりカイロ〜4月25日帰国。

本当はもう少し長く滞在する予定が、トルコでチケットが意外と取れずに16日入国(しかも片道で37000円+税金と予想外に高くてがっくり…。トルコ航空よりエジプト航空のほうが1〜2万円安かった)
日本で早くから取っていた人は2万円以下だったことを知り、落ち込む。


エジ初日にGRDを襲った砂嵐inカイロ。

コレはカイロ市内の写真(撮影:あさぴん)3,4月には月に数回程度こんな砂嵐が起こるらしい。私はギザの砂漠にてこいつに遭遇&遭難しかけた(ガイドとはぐれる)
旅行であんまり機嫌が悪くなることはないけど、コレには参った。ガイドの「すまーいる!」に少々イラつく。


ルクソール神殿

朝早起きをして行ったルクソール神殿
日中は暑さに死んでしまうけど(40度越え…)、
ひんやりした朝の神殿は静かで神々しかった。


  



エジプト内は便利なので夜行電車で移動した(ホテル代も浮くし♪)


カイロ  →ルクソール  夜行1等車両 2000円
ルクソール→アスワン   普通の電車  ????円
アスワン →カイロ    ワゴンリー  7200円


ワゴンリーは一応「高級寝台」で紹介され値段もほかの電車に比べれば目玉が飛び出る位高いのだが、飛行機に比べればちょっとした贅沢程度。カイロ→ルクソールもカイロ→アスワンも同一料金なので、距離が長いカイロ→アスワン間をワゴンリーで行ってみた(貧乏根性)。
朝食夕食も出るし、専用のチケット販売所まであるのでかなり期待大でホームに行くと、目の前にボロイ電車が。


「はっ???コレがワゴンリー????!!!」


と、きっとたくさんの旅行者が言ったであろう台詞を叫ぶ。
いや、ホントにがっかり。


地球の歩き方に載ってる写真もかなり詐欺だと思った。
アンティーク車両のレストランの写真なのだが、そんなところでは食事は取れないし(一応駅員に写真を見せて「ココで食べたい」と言ってみた)、部屋は2畳ほどの広さでベンチソファーで座って食事を取り、就寝時は2段ベットになる。
洗面設備はないものとして考えよう。
食事もホント涙が出るほどたいしたことがなく、朝食にビニールに入ったパンが4種類出てきたときは「こんなに朝からパンばっかり食えるか〜」と思わずちゃぶ台返しをするところだった。
良かった点をあげるとすれば、やっぱり「ちゃんと寝れる」ところか。


いやー寝た。本気で寝た。


夕食後10分も経たずに、「ソファーをベットにして!」と係員にオーダー。
適度な揺れと疲れが最高の睡眠導入剤
最終日付近に投入するにはありかもしれない。


その点切符を買うのに散々たらい回しにされたが、夜行列車の1等はリクライニングシートで飲み物も出る。
しかし切符を買うのはホントに一苦労。
どこの窓口に行っても、


「ココでは買えない」
「隣の窓口だ」
「一番向こうの窓口で買ってくれ」


と平気な顔で言ってくる。


挙句には警察官がやってきて「俺が買ってやるよ」といって、行き場所、日時などを聞いてきて助かった〜と思っていると、


「切符代が○○でバクシーシ(チップみたいなもん)が●●ね」


その一言に「おめーらー働かんかーいっ!!!!」と心の中で叫び、自力でがんばった。
アラビア数字は覚えていたので、日時や等級など紙に書いて無言で出したらやっと処理してくれた。所要時間50分。
バクシーシという文化は理解できないわけじゃないけど、それに胡坐をかいて簡単にお金を得る手段になっているところが嫌だった。
トルコの巧妙な詐欺に比べれば、エジは直球だからいいんんだけどね。さっぱりしてて(ついでにむっつりエロだけど)。



白砂漠ツアー

カイロの旅行会社で申し込んだ。
数社回ってみたが、内容は全く変わらないのに値段が倍違うことも…。
300ポンド(6000円)は私たちの中で最安値。
もっと安く現地で申し込むこともできるけど、ジープ1台を頭数で割るので人数が集まらなかったときは割高になることもあるらしい。
頭数が集まるのを待つという手もあるけど、時間が限られている人はカイロで申し込んだほうがサクッと行ける。


カイロからバスで4時間ほどで着いたオアシス砂漠ツアーの出発地。
ツアーは1泊2日の強行ツアーで、カイロオアシス往復、朝食1昼食2夕食1、砂漠観光ガイド付き。
カイロよりも敬虔なイスラム教徒が多いのか、全身を真っ黒な服で覆っている女性が多かった。


  


 

迷子のロバを捕獲。

 

お礼に乗せてもらう。


この間ジープのタイヤが砂にはまり救出作業。







ジープで移動。

妙なエジプト音楽がBGM。




風紋。



水晶。


砂漠の岩は水晶の塊でできていた。



夕日。


白砂漠。

風向きを調べて、キャンプ地決定。
ガイドさんが作ってくれた夕食のトマト煮と鶏モモの丸焼きとスパイシーライスは、どれも美味しいっ!
その後激甘チャイ(何故か妙に美味い)を飲みながら、夜はふけていく。


砂の上に布団を引いて、
満点の星空を見ながら就寝。




砂上に小さな足跡がポツポツと…。
どうやら狐が住んでるらしい。

と聞いた矢先に、寝ているところを狐に襲われ髪を引っ張られた。

砂漠最高。



もっとゆっくり見て回りたかった。
エジプトは意外とまた行きたい。
沢山面白い人にもあったし、いい宿にも巡り合えた。

次回はダハブへ!